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そのうち十五分は眠っていた
¥1,000
思い出はいつでも急にやってくる お米屋さんの前から走る - 久間木志瀬 「ぬばたま」の同人、久間木の個人歌集。 2015年~2022年に発表された短歌を再編・修正して収録。全391首。 少数部のみの入荷です。気になる方はお早めに。 ●集中より久間木による十首選 善悪の境目にコーラがあるとコーラを少しずつ飲んじゃうな -「水銀」 この街は息の薄さをこわがらない 花火を見ずに寝転がる人 -「針の雨」 まだ愛とか言ってるんだね とりあえずスープのアクを掬ってもらう -「くらい胃袋」 燐光の気配あえかな水がありクリスマスから開いてたペリエ -「恋をしたやつから殴る」 これは男女のこと?と問われて燃え上がる水鉄砲のみずうつくしい -「パレード」 鉱石にさわったようにいい夜のなかを歩いてどこにも着けず -「パーマネント」 ラーメンのねぎを挟んでいるきみの箸先に追いつけないんだよ -「透かしてみたい」 ひとが死ぬ再現Vを撮っているところを月はじっと見ている -「出土」 プレゼント用の図鑑が包まれてわたしのはしたなさまで届く -「帰りの駅」 球形の夫婦 流線型の夫婦 言葉は灰になって何年 -「蝙蝠」
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100×3 set
¥2,200
SOLD OUT
2022年5月発行の新刊二冊のセットです。 ●10月生まれ 乾遥香の1st demo歌集 未公開連作4篇 計100首を収録 B6判/50頁/1000円 わたしにとって十二個下は十三歳 このままでいいとは思わない -乾遥香「真実の口」 ●いちばん有名な夜の想像にそなえて 青松輝と瀬口真司の合同歌集 ステートメントA+S 50首連作4篇 計200首を収録 A5判/90頁/1200円 写真・表紙デザイン トヤマタクロウ なにもかもわかる(青春みたいだね)。違法アップロードのデスノート -青松輝「days and nights」 好感情こそこわばる息で一月の半ばは枝を濡らした桜 -瀬口真司「天使給電篇」
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いちばん有名な夜の想像にそなえて
¥1,200
SOLD OUT
青松輝と瀬口真司の合同誌 単品販売はじめました。 ステートメントA+S 50首連作4篇 計200首を収録 なにもかもわかる(青春みたいだね)。違法アップロードのデスノート 夜のフィアー ここからここまでは現在でここからは未来って教えてほしい - 青松輝 「days and nights」 全部は言えない ガードレールに腰掛けてボードレールのながい憂鬱 スーパーシャイ きみのコインは溶け出してグリッチエフェクトの自動販売機 - 青松輝 「noisemonger 」 つやめいてメトロ・ゴールドウィン・メイヤー本当は地球よりも大きな 好感情こそこわばる息で一月の半ばは枝を濡らした桜 - 瀬口真司 「天使給電篇」 頑張って 霞の幕を割りながら 縁起物の色にもなりながら くちづけをまるごとかっぱらおうとして僕だけが両手をすりあわす - 瀬口真司 「バーサークフューラー」 A5判/90頁 写真・表紙デザイン トヤマタクロウ